善性寺は「杓子の曼荼羅」「杓子のお祖師さま」の寺として、
室町時代のころから人びとの厚い信仰が寄せられました。
とくに庶民の生活が安定した元禄年中の中期以降は、
いわゆる庶民信仰が降昌し、
多くの参詣人が訪れ、
絶えることがなかったと伝えられています。